スタッフ:9月9日のリサイタルのプログラムはどのように組んだか教えてください。
橋本:まずメインのブラームスについてですが、この曲はブラームスが作曲活動を中断した時に、クラリネット奏者のミュールフェルトと出会ったことをきっかけに書きました。
トリオもクインテットもソナタも、私はとても大好きで、トリオは大学で室内楽を組んでいて昨年はその3人で演奏会も行いました。リサイタルで演奏するソナタの1番は研究科卒業試験で1楽章、4楽章を演奏しました。いつか全楽章やりたいなと思っていたところでリサイタルのお話をいただいたので、この曲を選びました。
あとは初リサイタルなので、自分が初めて演奏したソロの曲であるメサジェの「ソロ・ドゥ・コンクール」を入れたいなと思い選びました。この曲は中学の吹奏楽コンクールのソロの部で演奏しました。ショーソンは大学入ったばかりの時に先輩が演奏しているのを聞いて、感動した曲です。お恥ずかしいのですが、吹奏楽ばかりやっていて大学入学したばかりの頃はほとんどソロ曲を知らなくて、ショーソンを聞いた時はすごいいい曲だなって思いましたね。いつかやりたいなという思いがずっとあったので、今回選びました。
またピアニストの横山さんとの思い出の曲がヴィドールです。1年前に群馬新人演奏会に出演し、横山さんと演奏しました。ヴィドールの曲自体も好きだし、横山さんとの初めての2人での本番ということもあり選びました。
前半のメインをどうしようかと考えたときに、クラリネットやクラシックを知っている人だけじゃなく、クラシックを知らない人でも聞いていて楽しい曲を1曲は入れたいなという思いがあり、カルメン幻想曲を選びました。すごく難しいんですけど、これならクラシックを知らない人でも楽しんでもらえるかなと思います。
かなり盛りだくさんのプログラムになってしまったので、本番までに体力をつけないと!!クラシックを知ってる人にも知らない人にも楽しんでもらいたいなと思っています。
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